豊島区では、としまのまちづくりに参画いただく企業の皆さまと「オール企業としま」のスタンスでさまざまな取り組みを推進しています。約280社の企業で構成される「企業実行委員会」では、活動の柱の1つに「SDGsを知る」を掲げ、東京海上日動火災保険株式会社主催のもと全3回の「企業のためのSDGs推進支援セミナー」を開催しています。

基礎から段階を踏みながら、実践を交えてSDGsへの理解を深めます。9月26日・28日・29日の3日間にかけて行われた第2回セミナーは、第１回セミナーと同様に、企業実行委員会に参画する企業の施設や店舗で開催されました。

【提供会場】
・リビエラ東京（西池袋）
・RYOZANPARKLOUNGE（巣鴨）
・マテックス株式会社(gather)（上池袋）

各企業のSDGs推進度をチェックするべく、計40項目の設問から構成される「SDGs推進度チェックシート」に回答していく企業の皆さま。講師による説明を受け、真剣な表情で取り組まれていました。

チェックシートへの回答結果から導き出される診断レポートでは、各社の取り組みにおける強みと課題を洗い出し、現状の把握に活用。各社の経営理念や事業内容を踏まえて各ゴールの優先順位づけを行い、SDGsを基準にどのように社会に貢献していくことができるのか、その整理を後押しするセミナーとなりました。

第3回となるセミナーは10月下旬に開催予定。今回作成したチェックシートを基に各社のSDGsへの取り組みを見つめ直し、今後のアクションの指標となる「SDGs行動宣言書」を作成します。


企業も含めてまち全体でSDGsへの取り組みを見つめ直すこの機会は、持続可能な社会の実現において有意義なものとなることでしょう。