1月25日、としま区民センターで開催された、企業実行委員会特別企画。としまのまちづくりに関わる企業から150名もの参加者が集い、盛況の中で各種企画が行われました。

前半は、「100周年まで待っていられない！私たちが描く未来」というテーマで次代を担うリーダーによるトークセッションを実施。マテックス株式会社の代表取締役社長・松本浩志氏が「パーパス経営」、株式会社ミキインターナショナルの代表取締役・三木智映子氏が「食と景観」、株式会社ironowaの代表取締役CEO・武藤浩司氏が「としまの色」について語り、地域の未来を創る取り組みを構想しました。そして、「としまには『変わる力』がある」と触れ、「これから進むべき方向性を見出していきたい」と抱負を語りました。なお、それぞれの提案内容は、絵や図解で表現するグラフィックレコーディングによって記録されました。

 
後半には、豊島区と連携して「企業のためのSDGs推進支援セミナー」を主催した東京海上日動火災保険株式会社が、これまでのセミナーの総括を報告。セミナーに参加してSDGs行動宣言書を作成した全47社のうち、株式会社久世、株式会社デサント、マテックス株式会社、株式会社ironowaの4社が代表して自社の理念や活動、今後の展望について宣言しました。

全3回にわたって実施されたセミナーを振り返り、渡邊実行委員長は「SDGsセミナーを通して生まれた企業のつながりに大きな価値がある」と講評。齊藤副区長は、「としまを変えたいと願う人々が集えば、きっと理想のまちが実現できる」と大きな期待を込め、会を締めくくりました。90周年に形成された連携の輪は、未来のとしまを切り開く鍵となることでしょう。

―SDGs行動宣言企業・団体様一覧―
①   株式会社久世
②   株式会社デサント
③   マテックス株式会社
④   株式会社ironowa