ピザを通じて届ける「あたたかさ」。 子どもたちや家族の くらしをサポートする ピザーラの新たな試みとは
OVERTURE
豊島区内の「ほんちょこ食堂」は、子どもたちや家庭を対象に食事を提供する地域のコミュニティ・子ども食堂の一つ。豊島区が行う「子ども若者応援プロジェクト」の一環として、子ども食堂へのピザの無料提供を行う株式会社フォーシーズの福井友洋さんに取り組みについて伺いました。
Profile
福井友洋
Tomohiro Fukui
宅配ピザ事業「ピザーラ」を経営する株式会社フォーシーズ・ピザーラ事業本部営業教育部室長。豊島区内に10年近く住んでいたこともある元豊島区民。現在「未来を創る 子ども・若者支援プロジェクト」の活動の一貫として子ども食堂への支援を推進している。
子ども食堂に香る、おいしそうなピザの香り——。
豊島区「池袋ほんちょうの郷」で行われた「ほんちょこ食堂」。夕暮れ時からボランティアの方々が、親や子どもたちが訪れる前の準備を進めていました。
間もなくしてピザーラのバイクが到着。たくさんのピザが運び込まれます。
福井 「ピザーラは35年前、1号店となる目白店からスタートしたので、実は豊島区は私たちにとってゆかりのある場所です。ある時、企業として食を通じて社会にもっと貢献ができないか、と思案していたことがこのような取り組みにつながりました」
現在、子ども食堂への支援を6都府県で行っているそうで、豊島区もその1つ。区内にある複数の子ども食堂に、年4回程度無料でピザを提供しています。
豊島区「池袋ほんちょうの郷」で行われた「ほんちょこ食堂」。夕暮れ時からボランティアの方々が、親や子どもたちが訪れる前の準備を進めていました。
間もなくしてピザーラのバイクが到着。たくさんのピザが運び込まれます。
福井 「ピザーラは35年前、1号店となる目白店からスタートしたので、実は豊島区は私たちにとってゆかりのある場所です。ある時、企業として食を通じて社会にもっと貢献ができないか、と思案していたことがこのような取り組みにつながりました」
現在、子ども食堂への支援を6都府県で行っているそうで、豊島区もその1つ。区内にある複数の子ども食堂に、年4回程度無料でピザを提供しています。
福井 「僕自身、仕事を含めて豊島区には10年くらい住んでいました。この街で暮らし、また仕事を通じて知り合った人もたくさんいるので、思い入れは強いです。今回、この活動をはじめるにあたって豊島区にご相談をした際も、すごく優しく迎え入れてもらいました。そういった『人』とのつながりの強さは、としまのまちの魅力ですね」
ボランティアの方々とも笑顔で話をする福井さん。ほんちょこ食堂には、親と一緒に訪れる子どもや、ベビーカーを押した外国人の方など、さまざまな人が訪れました。
ボランティアの方々とも笑顔で話をする福井さん。ほんちょこ食堂には、親と一緒に訪れる子どもや、ベビーカーを押した外国人の方など、さまざまな人が訪れました。
福井 「現在フォーシーズでは、子ども食堂の支援のほかにもトマトの自社 生産の取り組みを始めたり、子どもが職業体験できる『キッザニア』に出展したり、自分たちにできる社会貢献活動を推進しています。そしてピザーラは今年で創業35周年。興味をもってくれる自治体さんとは今後もぜひ一緒に活動を進めていきたいですね」
これからも支援の輪を広げるという夢を語る福井さん。
その夢はこれからもきっと、たくさんの食卓を明るくすることでしょう。
これからも支援の輪を広げるという夢を語る福井さん。
その夢はこれからもきっと、たくさんの食卓を明るくすることでしょう。
NEWS
「としま子ども若者応援プロジェクト」とは
としま子ども若者応援プロジェクトは、区民や企業の皆様など「オールとしま」によるSDGsの推進として、「支援をしたい人」と「支援が必要な人」を結び、地域全体で「支援の輪」を広げていくためのプロジェクトです。
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