「なんか面白いこと」を届ける。 まちづくりのハブとなる サンシャインシティの これまでとこれから【前篇】

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「なんか面白いこと」を届ける。まちづくりのハブとなるサンシャインシティのこれまでとこれから【前篇】 2022.03.14

OVERTURE

オフィスや水族館、展望台、ショッピングセンター、博物館、劇場など…さまざまな施設があり、区民や訪れた人たちの「憩いの場」として愛されているサンシャインシティ。設立当初からとしまの人や暮らしに寄り添い、サービスを提供し続けてきた背景には、どんな思いがあるのでしょうか。株式会社サンシャインシティのまちづくり推進部・倉林真弓さんに、会社が持ち続ける理念や、サステナブルな取り組みの数々について伺いました。

Profile サンシャインシティ Sunshine City

池袋にあるサンシャインシティは、1978年(昭和53年)の開業以来、オフィスや水族館、展望台、博物館、劇場、ホテルなど様々な施設を有し、地域とともに発展を続け、まちのランドマークとして多くの人に親しまれている。

家族連れや中高生、お年寄り、会社員まで――。

サンシャインシティには連日多くの人が訪れ、としまの街全体に大きな活気をもたらしています。長らく地域に根を下ろし、幅広いサービスを提供してきた理由について、倉林さんはこう語ります。

倉林 「1966年の当社創立当時、『子どもたちの未来に貢献する施設を含めた開発を行う』という政府の意向を受け、事業を進めてきました。
水族館や博物館、劇場など、多彩な施設を持つ複合施設となった今、子どもだけでなく多くの人にとっての『学びの場』という役割としても、受け継がれています」
サンシャインシティといえば、最近ではマンガ・アニメ作品を題材としたイベントや、地域と連携したプロジェクトなど、ユニークな企画を実施していることでも有名です。その企画を考える際にも、複合施設ならではの観点が大切だといいます。

倉林 「サンシャインシティには、楽しむ、働く、住む、学ぶ…など様々なニーズを持つ人が訪れます。サンシャインシティのスローガン『なんか面白いこと、ある。』にあるように、“なんか面白いこと”をより多くの人に届けるためには、知的、エンタメ的、刺激的…など、あらゆる観点から好奇心をくすぐる“面白さ”を考えることが欠かせません」
  • 株式会社サンシャインシティ まちづくり推進部 倉林

  • 「なんか面白いこと」を生み出すサンシャインシティ

  • 2006年~ サンゴを守る活動 サンシャイン水族館「サンゴプロジェクト」

  • エコアイディアコンテスト サンシャインシティ賞受賞アイディア

SDGsが提唱されるよりももっと前から、としまとともに成長を続けてきたサンシャインシティの姿勢・活動は、サステナブルそのもの。自社の取り組みを見つめなおしながら、近年は新たな取り組みにも力を注いでいます。

倉林 「2021年9月に、当社のサステナブルな取り組みをまとめたWebサイト「サンシャインシティサステナビリティ」サイトを公開しました。15年以上取り組んでいる『サンゴプロジェクト』の他、最近は新たな取り組みも始まっており、そのひとつとして、『ECOアイデアコンテスト』と題して、全国の子どもたちからごみの分別に役立つアイデアを募集しました。豊島区さんにもご協力いただき、約500件以上の応募の中から入賞作品を決定し、2022年3月17日からは、そのアイデアを取り入れた資源回収ボックスを設置する予定です」

SDGsの認知拡大が、サステナブルの本質について再確認するきっかけになったという倉林さん。SDGsが掲げる2030年だけでなく、その先の未来に向けて、取り組みは続いていきます。
後篇では、豊島区との関わりや目指す未来の姿について、詳しく伺います。

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サンシャインシティ サステナビリティ(SDGs)サイト

サンシャインシティでは、「Happy!Fun!Sustainable!」を合言葉にサステナブルな世界の共創を目指しています。

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