世代をこえて、受け継ぐ。 ガールスカウト東京都第十二団の SDGs達成へのチャレンジ
OVERTURE
豊島区で15年間、活動している「ガールスカウト東京都第12団」。今年の1月に開催された『SDGs未来都市!子ども大使スペシャルイベント』に参加するなど区に関連するイベントにも参加するほか、ウクライナ支援活動や緑化活動などにも日々取り組んでいます。ご自身も子どもの頃からガールスカウトに参加し、現在も指導者として活動に取り組む五十井八恵子さんにお話を伺いました。
Profile
五十井 八恵子
Yaeko Ikai
ガールスカウト東京都連盟の約90ヵ団の地域グループの中で、第12団の団委員長を務め、指導を行う。自身も小学生低学年の頃から、ガールスカウトの活動に参加。豊島区近隣地域の大人、子ども含めた約50名のメンバーとともに日々活動に取り組む。
「子どもたちがのびのびと育つとしま」の姿とは――。
9月の初旬、区制90周年記念事業のシンボル事業の1つである「SDGsアイデアコンテスト」に応募するためにアイデアを考える子どもたちの姿がありました。「住み続けたくなる未来の豊島区」をテーマにアイデアが募集され、2022年9月23日「豊島区こども未来国連会議」で子どもたちが未来のまちの姿について話し合います。
アイデアを考えるガールスカウト東京都第12団の子どもたちの表情は、真剣そのもの。実は、当日集まったガールスカウトメンバー全員がSDGsを既に知っており、子どもたちの向き合う姿に大人たちも身が引き締まります。
9月の初旬、区制90周年記念事業のシンボル事業の1つである「SDGsアイデアコンテスト」に応募するためにアイデアを考える子どもたちの姿がありました。「住み続けたくなる未来の豊島区」をテーマにアイデアが募集され、2022年9月23日「豊島区こども未来国連会議」で子どもたちが未来のまちの姿について話し合います。
アイデアを考えるガールスカウト東京都第12団の子どもたちの表情は、真剣そのもの。実は、当日集まったガールスカウトメンバー全員がSDGsを既に知っており、子どもたちの向き合う姿に大人たちも身が引き締まります。
五十井 「第12団ではジェンダー問題・環境問題への問題提起と実践を、何年も前から幅広く取り組んできました。特に印象に残っているのは、豊島区でも多くの人が避難した大雨被害の後のこと。50年に1度といわれる大雨が『なぜ毎年』来るようになったのか。ガールスカウトの活動の一環としてその原因をみんなで調べました」
勉強会を開催し、メンバーみんなで地球温暖化を止めるためにどうしたらいいのか。「電気を無駄遣いしない」「ペットボトルごみを減らそう」など自分たちにできるさまざまなアイデアを考えたと言います。
五十井 「ガールスカウトの活動の行き着く先は、SDGsにつながっています。数年前に豊島区にSDGs特命大使の制度ができた際は、迷わず参加しました。昔は『人を助ける』がガールスカウトの目標でしたが、今はそれも当たり前。『自ら考えて、行動を起こす』ことがとても大切です。ガールスカウトは、子どもたちに体験を通じて自ら学ぶ場であり続けたいですね」
勉強会を開催し、メンバーみんなで地球温暖化を止めるためにどうしたらいいのか。「電気を無駄遣いしない」「ペットボトルごみを減らそう」など自分たちにできるさまざまなアイデアを考えたと言います。
五十井 「ガールスカウトの活動の行き着く先は、SDGsにつながっています。数年前に豊島区にSDGs特命大使の制度ができた際は、迷わず参加しました。昔は『人を助ける』がガールスカウトの目標でしたが、今はそれも当たり前。『自ら考えて、行動を起こす』ことがとても大切です。ガールスカウトは、子どもたちに体験を通じて自ら学ぶ場であり続けたいですね」
自身もガールスカウトに参加し、リーダーとしても活動を続けてきた五十井さん。団委員長の今は、メンバーの子どもたちが幼稚園児から大学生になりリーダーとして成長する姿を見て、大きな喜びを感じるそう。世代をこえて、持続可能な社会を目指すアクションが受け継がれています。
五十井 「豊島区のすてきだなと思うところは、子どもがのびのびと育つまちであること。これからもさらに『子どもがやろうとすることを応援するまち』であり続けてほしいなと思います」
ガールスカウトの前向きなアクションが、これからのとしまの未来をさらに鮮やかに彩ることでしょう。
五十井 「豊島区のすてきだなと思うところは、子どもがのびのびと育つまちであること。これからもさらに『子どもがやろうとすることを応援するまち』であり続けてほしいなと思います」
ガールスカウトの前向きなアクションが、これからのとしまの未来をさらに鮮やかに彩ることでしょう。
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