まちの取り組みの 「自走化」に向けたお手伝い。 NECプロボノ俱楽部
OVERTURE
皆さんは「プロボノ」という言葉をご存じでしょうか?プロボノとは、各分野のプロフェッショナルが、職業に関連したスキルや知識を、無償で社会に提供する活動のこと。日本電気株式会社(NEC)は2010年、国内企業としてはじめてプロボノをスタートしました。としまのまちでも活動する「NECプロボノ俱楽部」のリーダー、川本文人さんにその活動と取り組みの意義を伺いました。
Profile
川本 文人
Fumito KAWAMOTO
NEC社内の有志が集い、自主的にプロボノを行う「NECプロボノ倶楽部」のリーダーを務める。幼いころからとしまのまちに馴染みがあり、豊島区内では約2年前から活動をスタート。まちの人々と一緒にイベントなどに参加し、子育て支援の取り組み活性化のきっかけづくりを行っている。
朝早くから手作りロケットや模造紙の手配など、せっせと準備を進める真剣な大人たち——。
9月中旬、池袋東口グリーン大通りをメイン会場として行われた「IKEBUKURO LIVING LOOP」。イベント当日の朝、サブ会場であるサンシャインシティでは、子どもたちに全力で遊べる場所を提供するイベント「Sunshine City PLAYPARK(サンシャインシティプレーパーク)」の準備が行われていました。
9月中旬、池袋東口グリーン大通りをメイン会場として行われた「IKEBUKURO LIVING LOOP」。イベント当日の朝、サブ会場であるサンシャインシティでは、子どもたちに全力で遊べる場所を提供するイベント「Sunshine City PLAYPARK(サンシャインシティプレーパーク)」の準備が行われていました。
さまざまな団体がブースを出展するなか、会場内の複数のスペースで「遊び場」を用意していたのは「NECプロボノ倶楽部」の皆さん。
川本 「『NECプロボノ俱楽部』の活動には、500名を超える社員が参加しています。業務スキルを活かしたオンラインツールの使い方講座のほか、子ども食堂の支援や子どもが喜ぶハロウィンイベントの企画、高齢者の方々とのおさんぽ運動などその取り組みはさまざま。コロナ禍をきっかけに、何か自分たちにできることはないかと考え、社員に呼びかけプロボノを進めてきました」
川本 「『NECプロボノ俱楽部』の活動には、500名を超える社員が参加しています。業務スキルを活かしたオンラインツールの使い方講座のほか、子ども食堂の支援や子どもが喜ぶハロウィンイベントの企画、高齢者の方々とのおさんぽ運動などその取り組みはさまざま。コロナ禍をきっかけに、何か自分たちにできることはないかと考え、社員に呼びかけプロボノを進めてきました」
ブースの一角にある人口芝の上には、木でできたいろいろなおもちゃが並んでいます。プレーパークがスタートする11時前には、すでにおもちゃで遊び始めるたくさんの子どもの姿が。
川本 「豊島区の子ども家庭支援センターには、子どもが喜ぶおもちゃがたくさんありました。基本はセンターの中でのみ使用されていたのですが、『もっと活用しないことにはもったいない!』と思い、今回お声掛けをして一緒にブースを出展しました。スタッフの方々から『イベントに参加して本当によかった』という声が聞けたことが非常にうれしいポイントでしたね」
川本 「豊島区の子ども家庭支援センターには、子どもが喜ぶおもちゃがたくさんありました。基本はセンターの中でのみ使用されていたのですが、『もっと活用しないことにはもったいない!』と思い、今回お声掛けをして一緒にブースを出展しました。スタッフの方々から『イベントに参加して本当によかった』という声が聞けたことが非常にうれしいポイントでしたね」
としまのまちづくりをNECが持つリソースでサポートしたいという想いのもと、プロボノをはじめとした各種支援を行うNEC。
川本 「これからもオール企業としまの一員として、さまざまな角度から活動の『自走化』の後押しをしていきたいです。区民の方々とも良い関係が築けてきましたし、今後はさらにまちを盛り上げるべく、子育て支援に留まることなく、活動の幅を広げていきたいです」
区外の企業からのあたたかい想いと、手厚いサポートのもと、としまのまちはさらなる変化を遂げていきます。
川本 「これからもオール企業としまの一員として、さまざまな角度から活動の『自走化』の後押しをしていきたいです。区民の方々とも良い関係が築けてきましたし、今後はさらにまちを盛り上げるべく、子育て支援に留まることなく、活動の幅を広げていきたいです」
区外の企業からのあたたかい想いと、手厚いサポートのもと、としまのまちはさらなる変化を遂げていきます。
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