健康と地域のつながりを創り出す。 スポーツの可能性を拓く 「としまスポーツフェスタ」

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健康と地域のつながりを創り出す。スポーツの可能性を拓く「としまスポーツフェスタ」 2022.10.31

OVERTURE

誰もが生き生きと輝くまちを実現するには、こころと体の健康を支えるスポーツの習慣化が欠かせません。豊島区スポーツ推進委員協議会では、日頃からスポーツに親しめるイベントを区内各地で定期的に開催。中でも年1回行われる「としまスポーツフェスタ」は、子どもから大人まで多彩なスポーツにチャレンジする機会として注目を集めています。会長を務める寺門孝史さんに、詳しい活動内容について伺いました。

Profile 寺門 孝史 Takashi Terakado

豊島区スポーツ推進委員協議会会長。としまスポーツフェスタ立ち上げ時から当イベントに携わり、スポーツの普及を目指して活動を続ける。区が行う関係行事の企画・運営や、地域におけるスポーツ活動の指導・助言を行うほか、幅広い年代の地域住民が加入できる『総合型地域スポーツクラブ』で、スポーツに親しむ機会を提供している。

15種類もの体験ブースが並び、気軽にスポーツに親しめる――。

10月初旬、豊島区立総合体育場で行われた「としまスポーツフェスタ」。区民の方々にスポーツに親しむ機会を提供するため、2011年の開始以来、毎年「スポーツの日」に合わせて開催しています。10回目の節目を迎える今年も多くの人々が多彩なブースに訪れ、スポーツを楽しみながら、健康の大切さを改めて知る絶好の機会となりました。
※2020年、2021年はコロナ禍のため中止
としまスポーツまつり実行委員会の主催で行われた当イベント。運営管理を担う豊島区スポーツ推進委員協議会の会長・寺門孝史さんは、見どころをこう語ります。

寺門 「『豊島区政施行90周年記念コーナー』として、eスポーツ体験コーナーをはじめ、プロサッカークラブ・東京ヴェルディの協力によるセパタクローやフットゴルフなどのスポーツ体験コーナーなど、多彩なブースを設置しました。また、障害者スポーツの体験コーナーなど、障害への理解促進を図る企画も実施。区内のさまざまなスポーツ団体とも連携して、あらゆる人が楽しめる企画を用意しています」
会場には、親子で一緒に50m走にチャレンジする親子や、このイベントで毎年体力測定をするのだというリピーターの方々をはじめ、会場にはスポーツを楽しむ方々の笑顔があふれていました。

日常生活にスポーツを取り入れてもらうために、豊島区スポーツ推進委員は地域に根付いた取り組みを進めています。

寺門 「西巣鴨中学校を拠点として、誰でも参加できる『総合型地域スポーツクラブ』を結成し、定期的に活動しています。そのほかにも、区民ひろばで高齢者の方に筋トレ・脳トレを教えたり、デイサービスで障害者スポーツを実践したりと、取り組みは多岐にわたります。これからも活動を継続し、その縁を通じてまたこのイベントでみんなが集ってくれるとうれしいですね」
からだを動かすことの魅力を伝え、区民のつながりを生み出す。スポーツ推進委員の取り組みが、まちの健康づくりにつながっています。

NEWS

としまスポーツフェスタ(としまスポーツまつり)2022

秋の1日に、楽しくスポーツ三昧!
会場で行われたさまざまなスポーツ体験ブースの詳細情報はこちら。

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